1 日常使用すること。「—している万年筆」
2 かなりの日数にわたって、続けて使うこと。「睡眠薬を—する」
じょうようがたはけん【常用型派遣】
労働者派遣の形態の一つ。派遣会社が常時雇用している労働者のみを派遣するもので、派遣就業の終了後も、派遣会社と労働者の雇用関係は継続する。 [補説]平成27年(2015)の労働者派遣法改正以前は、常用型派遣のみを行う場合を「特定労働者派遣事業」、それ以外を「一般労働者派遣」と呼んだ。
じょうようかんじ【常用漢字】
1 大正12年(1923)文部省臨時国語調査会が発表した日常語一般に使用される1962字の漢字とその略字154字。 2 内閣告示の「常用漢字表」にあげられた漢字。一般の社会生活で漢字を使用する際の目安として示されている。方針や採用字種の検討などは文化審議会が行う。昭和56年(1981)、それまでの「当用漢字表」に新たに95字が追加され、1945字として告示。さらに平成22年(2010)11月30日に196字を追加、5字を削除した2136字の「改定常用漢字表」が告示された。→当用漢字 [補説]平成22年のおもな変更点字種の追加(196字)挨、曖、宛、嵐、畏、萎、椅、彙、茨、咽、淫、唄、鬱、怨、媛、艶(艷)、旺、岡、臆、俺、苛、牙、瓦、楷、潰、諧、崖、蓋、骸、柿、顎、葛、釜、鎌、韓、玩、伎、亀(龜)、毀、畿、臼、嗅、巾、僅、錦、惧、串、窟、熊、詣、憬、稽、隙、桁、拳、鍵、舷、股、虎、錮、勾、梗、喉、乞、傲、駒、頃、痕、沙、挫、采、塞、埼、柵、刹、拶、斬、恣、摯、餌、鹿、𠮟、嫉、腫、呪、袖、羞、蹴、憧、拭、尻、芯、腎、須、裾、凄、醒、脊、戚、煎、羨、腺、詮、箋、膳、狙、遡、曽(曾)、爽、痩、踪、捉、遜、汰、唾、堆、戴、誰、旦、綻、緻、酎、貼、嘲、捗、椎、爪、鶴、諦、溺、塡、妬、賭、藤、瞳、栃、頓、貪、丼、那、奈、梨、謎、鍋、匂、虹、捻、罵、剝、箸、氾、汎、阪、斑、眉、膝、肘、阜、訃、蔽、餅(餠)、璧、蔑、哺、蜂、貌、頰、睦、勃、昧、枕、蜜、冥、麺、冶、弥(彌)、闇、喩、湧、妖、瘍、沃、拉、辣、藍、璃、慄、侶、瞭、瑠、呂、賂、弄、籠、麓、脇字種の削除(5字)勺、錘、銑、脹、匁音訓の追加委(ゆだねる)、育(はぐくむ)、応(こたえる)、滑(コツ)、関(かかわる)、館(やかた)、鑑(かんがみる)、混(こむ)、私(わたし)、臭(におう)、旬(シュン)、伸(のべる)、振(ふれる)、粋(いき)、逝(いく)、拙(つたない)、全(すべて)、創(つくる)、速(はやまる)、他(ほか)、中(ジュウ)、描(かく)、放(ほうる)、務(つとまる)、癒(いえる・いやす)、要(かなめ)、絡(からめる)、類(たぐい)音訓の削除畝(せ)、疲(つからす)、浦(ホ)音訓の変更側(かわ→がわ)付表の追加海士(あま)、鍛冶(かじ)、固唾(かたず)、尻尾(しっぽ)、老舗(しにせ)、真面目(まじめ)、弥生(やよい)
じょうようし【城陽市】
⇒城陽
出典:青空文庫
・・・…亡きあとでも、その常用だった粗末な手ぶんこの中に、なおざりにち・・・ 泉鏡花「怨霊借用」
・・・これが常用手段になっていた。「可愛そうだな!」坑夫達は担架をかつ・・・ 黒島伝治「土鼠と落盤」
・・・般の嗜好品でもなく、常用栄養品でもなく、主として病弱な人間の薬用・・・ 寺田寅彦「コーヒー哲学序説」