じんこうこきゅう【人工呼吸】
仮死状態に陥ったり、ショックなどで呼吸が止まったりした場合に、人為的に肺に空気を流入させ、呼吸を回復させること。口から直接空気を吹き込む方法や胸を押す方法などがある。
じんこうこきゅうき【人工呼吸器】
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じんこうこつざい【人工骨材】
川砂・川砂利・海砂・山砂など天然の骨材に対し、人工的につくられた骨材をいう。頁岩やフライアッシュ(微細な球状の石炭灰)を焼成した「人工軽量骨材」や、鉱滓 (こうさい) を加工した「高炉スラグ骨材」、廃棄物の溶融飛灰を再処理して生成する「廃棄物スラグ」などがある。天然骨材の採取は環境保全上問題があるため、人工骨材が多用されている。
じんこうし【人工歯】
抜けたり欠けたりした歯を補うための、人工の歯。入れ歯やインプラントなど。
じんこうじしん【人工地震】
地下構造や地下資源の調査のために、火薬の爆発などによって人工的に起こす地震。
じんこうしば【人工芝】
芝生に似せてつくった、合成樹脂製の敷物。野球場などで使う。
じんこうじゅうしん【人口重心】
その地域に住む住民一人一人の体重が同じと仮定して、全体のバランスの取れる地点をいう。平成22年(2010)の国勢調査による日本の人口重心は岐阜県関市北部にある。 [補説]国勢調査に基づいて計算され、人口移動の傾向が分かる。日本の人口重心は平成17年(2005)に比べて南東へ2.4キロ移動した。
じんこうじゅうりょく【人工重力】
無重量状態が人間に与える影響をなくすために、人工的に作り出される疑似重力。宇宙船などを回転させて得られる遠心力により発生させる。
じんこうじゅせい【人工授精】
人為的に雄から採取した精液を雌に注入して受胎させること。ヒトでは不妊症の対策として、また家畜などでは品種改良や繁殖のために行われる。人工媒精。人為授精。→子宮内人工授精
じんこうじゅふん【人工授粉】
人為的に花粉を雌しべにつけてやること。果樹やウリ類でよく行う。人為授粉。