じんめいかんじょう【人名勘定】
簿記で、取引先ごとの債権・債務を処理するために、相手方の氏名または商号などを勘定科目として設ける勘定。
じんめいぼ【人名簿】
人名を記載した帳簿。人名帳。名簿。
じんめいようかんじ【人名用漢字】
戸籍上の人名に用いることができるとして、常用漢字以外に定められた863の漢字。当用漢字以外で使用の認められた「人名用漢字別表」(昭和26年、92字)と「人名用漢字追加表」(昭和51年、28字)をもとに、世間の要望などを採り入れて順次追加・調整されている。 [補説]平成16年(2004)、それまでの290字に許容字体(人名用漢字の異体字)205字と新たな488字が加えられて大幅に増加。また、平成22年(2010)の常用漢字表改定時には、129字が常用漢字へと移行し、5字が常用漢字から移行した。
出典:青空文庫
・・・度々危い人命を救った、勇ましい一匹の黒犬のあるのを。また一時『義・・・ 芥川竜之介「白」
・・・処に因っては、これが人命にも関われば、喜怒哀楽の情も動かしま・・・ 泉鏡花「湯女の魂」
・・・限らんの情 只道下佳人命偏に薄しと 寧ろ知らん毒婦恨平らぎ難・・・ 内田魯庵「八犬伝談余」