すおうあわ【蘇芳泡】
⇒蘇芳花 (すおうばな)
すおういろ【蘇芳色】
「蘇芳2」に同じ。
すおうおおしま【周防大島】
山口県南東部、瀬戸内海にある島。屋代島。→大島
すおうがさね【蘇芳襲】
襲の色目の名。表は蘇芳、裏は濃蘇芳。すおう。
すおうなだ【周防灘】
瀬戸内海最西部の海域。東は伊予灘に接し、西は関門海峡によって響 (ひびき) 灘に通じる。
すおうぬぎ【素襖脱ぎ】
室町時代、猿楽の能で、観客が祝儀として素襖を脱いで役者に与えたこと。翌日、役者はそれを客の家に行って返すと金銭がもらえた。
すおうのき【蘇芳の木】
1 スオウやハナズオウの別名。 2 イチイの別名。
すおうのにおい【蘇芳の匂】
襲 (かさね) の色目の名。衣の襲で下を濃く、しだいに上を薄い蘇芳色にしたもの。
すおうばかま【素襖袴】
素襖をつけるときにはく袴。
すおうばな【蘇芳花】
絵の具の一。蘇芳を煎じた汁から作った帯紅暗褐色の泥状物。水に溶かすと紫紅色を呈する。蘇芳泡。