《2番目、次 (つぎ) の意》大嘗祭 (だいじょうさい) のとき、悠紀 (ゆき) とともに神饌 (しんせん) の新穀献上すべき国郡。また、そのときの祭場。→悠紀 (ゆき) 

  1. 物と物との間。間隙 (かんげき) 。すきま。「戸に—がある」「割り込む—もない」

  1. 引き続いている物事の絶え間。合間。ひま。「仕事の—をみつける」「手—のとき」

  1. 気のゆるみ。油断。また、つけいる機会。「相手の—につけこむ」「—をねらう」「—を見せる」

  1. 髪の毛を櫛 (くし) でとかすこと。「髪—」

  1. 梳き櫛」の略。

  1. 梳き油 (あぶら) 」の略。

《「好き」と同語源。「数寄」「数奇」は当て字》風流・風雅に心を寄せること。また、茶の湯生け花などの風流・風雅の道。「—者 (しゃ) 」

紙を漉くこと。「手—の和紙

  1. (鋤)手と足の力を利用して、土を掘り起こす農具。幅の広い刃に、まっすぐな柄をつけたもの。金 (かな) 鋤・風呂 (ふろ) 鋤・江州 (ごうしゅう) 鋤など。

  1. (犂)牛や馬に引かせ、畑や田を耕す農具。犂轅 (ねりぎ) を牛馬につなぎ、犂先で地面を切り起こす。からすき。

[名・形動]

  1. 心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。「—な人」「—な道に進む」⇔嫌い

  1. 片寄ってそのことを好むさま。物好き。また、特に、好色。色好み。「幹事を買って出るなんて、君も—だねえ」「—者」

  1. 自分の思うままに振る舞うこと。また、そのさま。「—なだけ遊ぶ」「どうとも—にしなさい」

  1. すき(数寄)

出典:青空文庫

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