《形容詞「酸 (す) し」の終止形から》

  1. 塩をふった魚介類を飯とともに漬け、自然発酵によって酸味を生じさせたもの。熟 (な) れずし。生熟れ。 夏》

  1. 酢で調味した飯に、生、または塩や酢をふりかけた魚などの具を配した料理握りずし散らしずし蒸しずしなど。酢は暑さに耐えるので夏の食品とされた。 夏》

[名・形動ナリ]

  1. なれなれしいこと。出過ぎていること。また、そのさま。

    1. 「すこし—に見えて、幅のなき男」〈浮・一代男・六〉

  1. 人情機微に通じていること。また、そのさま。粋 (いき・すい) 。

    1. 「おのが妻恋ひ、やさしや—や」〈浄・曽根崎

出典:青空文庫

出典:gooニュース

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。