すま・う〔すまふ〕【^▽争う】

の解説

［動ワ五（ハ四）］

1. １ 組み合ってあらそう。相撲をとる。

   1. 「振り離さんと—・いしかど」〈逍遥・当世書生気質〉

1. ２ 負けまいとしてあらそう。反抗する。

   1. 「相対峙して譲らない二つの心が…—・おうとするのを」〈宮本・伸子〉

1. ３ 辞退する。ことわる。

   1. 「もとより歌のことは知らざりければ—・ひけれど」〈伊勢・一〇一〉

すま・う〔すまふ〕【住まう】

の解説

［動ワ五（ハ四）］《動詞「す（住）む」の未然形＋反復継続の助動詞「ふ」から》

1. １ 住んでいる。住みつづける。「郊外に—・っている」

1. ２ 舞台で、俳優がすわる。座に就く。

   1. 「花道より政澄、上下衣装にて出て来たり、花道に—・ふ」〈伎・名歌徳〉

[可能]すまえる

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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