すわ・る【座る／^×坐る】

の解説

［動ラ五（四）］《「据わる」と同語源》

1. １ ひざを折り曲げて、物の上に腰を下ろす。「畳に—・る」「上座に—・る」

1. ２ ある地位・役に就く。「学長の椅子に—・る」「後釜 (あとがま) に—・る」

[可能]すわれる

• 

類語

• 着く(つく)
• 掛ける(かける)

関連語

• 腰掛ける(こしかける)
• 座する(ざする)
• 跪く(ひざまずく)

すわ・る【据わる】

の解説

［動ラ五（四）］

1. １ ぐらつかないで安定してくる。しっかりと定まる。「赤ん坊の首が—・る」

1. ２ たしかな存在としてその位置を占める。「顔のまんなかにどっかりと—・っている鼻」

1. ３ 一つ所にとどまって動かない状態になる。「目が—・る」

1. ４ どっしりと落ちついてめったなことにも動じなくなる。「性根が—・る」「腹の—・った男」

1. ５ 印が押される。「印の—・った証書」

1. ６ 文字が書きつけられたり、印刷されたりする。

   1. 「衣の端 (つま) に金色 (こんじき) の文字—・れり」〈謡・三輪〉

1. ７ 船が暗礁に乗り上げる。

   1. 「船ガ—・ル」〈日葡〉

1. ８ 据えられる、の意で、食事が用意される。

   1. 「蕎麦 (そば) がきを—・り、蓋 (ふた) を開け」〈咄・きのふはけふ〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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