1. 正しい音声。

  1. 奈良・平安時代に中国から新しく輸入された漢字音、すなわち漢音のこと。古く伝来した呉音に対していう。→和音

  1. こえ。音声。

    1. 「彼は滝(=人名)の—の色を愛した」〈志賀・好人物の夫婦〉

  1. 音楽声楽

  1. 澄んだ声や音色 (ねいろ) 。

    1. 「帛 (きぬ) を裂くような…—がピインと虚空遥かに澄みわたるのである」〈木下尚江良人の自白

  1. 日本語の音節のうち、撥音と促音を除き、濁音符・半濁音符を付けない仮名で表される音節五十音図の各音節。→濁音半濁音拗音 (ようおん) 

天子の恩。天子の恵み。

[名・形動]

  1. 静かで穏やかなこと。また、そのさま。「—な日々」

  1. 風速毎秒0.2メートル以下で、風力階級0の無風状態。

機械や電化製品などの稼働音が静かなこと。「省エネで—設計の家電」

出典:青空文庫

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