せいたいがく【生態学】
生物と環境との関係、個体間の相互関係、エネルギー循環など、生物の生活に関する科学。動物生態学・植物生態学や個体群生態学・群集生態学などに分かれる。エコロジー。
せいたいかんいしょく【生体肝移植】
肝移植の方法の一つ。健康な人の肝臓の一部を切り取り、末期の肝不全患者に移植する。肝臓は再生能力が高く、健康な人の場合、肝臓の65パーセントを切除しても、約1年後にはほぼ同等の大きさまで再生するとされる。日本では家族間での生体肝移植が主流となっているが、欧米で脳死肝移植が一般的。生体部分肝移植。
せいたいかんさいぼう【成体幹細胞】
⇒体性幹細胞
せいたいけい【生態系】
ある地域に生息するすべての生物群集と、それを取り巻く環境とを包括した全体。エコシステム。 [補説]生態系では生産者・消費者・分解者による物質循環がみられる。例えば、植物は無機物から有機物を生産、植物を食べる動物は有機物を消費して活動し、動物の排泄物および死骸は菌類が分解して無機物へと還元する。通常はこのバランスが保たれているが、気候変動や人為的影響により崩れることがある。
せいたいけい【生態型】
同種の生物で、生息環境に適応し、異なる形質が遺伝的に固定されてできた型。
せいたいこうぶんし【生体高分子】
天然に存在し、生命活動をつかさどる高分子。たんぱく質、多糖類、核酸など。
せいたいしょ【政体書】
明治維新政府の政治組織を定めた法。慶応4年(1868)閏4月発令。五箇条の御誓文に基づき、太政官の権力集中、三権分立主義、官吏公選などを規定。
せいたいせんしょく【生体染色】
生きている状態の細胞や組織を染色すること。その構造や状態などを観察するために行う。
せいたいそしきしんだん【生体組織診断】
「生検」に同じ。
せいたいでんき【生体電気】
⇒生物電気