《郢 (えい) の匠石という工人が人の鼻端の土の汚れを取るのに、斧 (おの) を振るって風を起こし、汚れを取って鼻を傷つけなかったという「荘子」徐無鬼の故事から》

  1. 建築物などをりっぱに仕上げること。

    1. 「—天の望にすずしく」〈海道記

  1. 人に詩文添削を頼むときに用いる語。郢斲 (えいたく) 。

  1. 西方から吹いてくる風。にしかぜ。

  1. 寂しい秋の風。秋風。

強くすさまじい風。ものすごい風。

「—蕭々として戸外に鳴り」〈織田訳・花柳春話

さわやかな風。すがすがしい風。また、清新空気気分。「一陣の—」

血なまぐさい風。殺伐な気配。

出典:青空文庫

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