せっ・する【接する】

の解説

［動サ変］［文］せっ・す［サ変］

1. １ ひと続きにつながる。また、つないでひと続きにする。「川に—・する住宅地」「上下を—・する」

1. ２ さわる。触れる。「肩が—・する」

1. ３ 応対する。「笑顔で人に—・する」

1. ４ 出会う。出くわす。「名作に—・する」「朗報に—・する」

1. ５ 数学で、曲線や直線が他の曲線や直線などと一点だけで出合う。

1. ６ 近くに寄せる。近づける。「ひざを—・する」「軒を—・する」

類語

• 触る(さわる)
• 触れる(ふれる)

関連語

• 触れ合う(ふれあう)

せっ・する【摂する】

の解説

［動サ変］［文］せっ・す［サ変］

1. １ 職務などを代わって行う。代理をする。また、兼務する。

   1. 「幼稚なる故松平確堂に命じて事を—・せしむるの趣き」〈染崎延房・近世紀聞〉

1. ２ 取り入れる。摂取する。

   1. 「これを左の数言に—・することを得」〈河上肇・貧乏物語〉

1. ３ もてなす。接待する。

   1. 「けしからず一夜—・して候ひしよ」〈謡・鵜飼〉

せっ・する【節する】

の解説

［動サ変］［文］せっ・す［サ変］

1. １ 限度を越えないようにする。控えめにする。「飲食を—・する」

1. ２ むだを省いて切り詰める。節約する。「経費を—・する」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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