せんざいあわせ【前栽合(わ)せ】
物合わせの一。左右二組みに分かれて、前栽や、それを詠んだ和歌の優劣を比べる遊び。
せんざいいしき【潜在意識】
精神分析などで、活動はしているが自覚されない意識。
せんざいいちぐう【千載一遇】
《袁宏「三国名臣序賛」から》千年に一度しかめぐりあえないほどまれな機会。「—の好機」
せんざいうり【前栽売り】
野菜を商うこと。また、その人。
せんざいしつぎょう【潜在失業】
自分の希望する職業ではなく、労働条件が著しく劣っていたり、就業が不安定であったりする職業に就いていて、外見は有業者のようにみえる状態。政府の失業統計には現れてこない。
せんざいしゅけん【潜在主権】
外国の統治下にある地域に潜在的に有する主権。対日講和条約で、米国の信託統治下に置かれた沖縄に対し、施政権は米国がもつが、領土の最終処分権は日本に属するとされたことについていった。残存主権。
せんざいじゅよう【潜在需要】
購買力の不足や商品情報の欠如などの理由により、市場に現れてこない需要。
せんざいせいちょうりつ【潜在成長率】
インフレやデフレを起こすことなく、中長期にわたって持続できる潜在的な国内総生産(GDP)の伸び率。供給面からの一国の経済力の指標とされる。→潜在GDP
せんざいてき【潜在的】
[形動]外からは見えない状態で存在するさま。「—な勢力」
せんざいてきこくみんふたんりつ【潜在的国民負担率】
税金と、社会保険料などの社会保障負担に財政赤字額を加えた合計額が、国民所得に占める割合。国民負担率に財政赤字分を加えることで、現在だけでなく財政赤字を解消するための将来の負担増が見渡せる。政府はこの割合が50パーセント以下となることを目標として財政運営を図る。