千里の馬
1日に千里の道も走れるほどのすぐれた馬。転じて、すぐれた才能の人物。千里の駒。
千里の行も足下に始まる
《「老子」六四から》遠い旅路も足もとの第一歩を踏み出すことから始まる。どんな遠大な事業も手近なところから始まるというたとえ。千里の道も一歩より始まる。
千里の野に虎を放つ
危険なものを放置して、のちに災いを残すたとえ。
千里も一里
恋しい人の所に行くときは、遠い道もそれほど苦にならない。「惚 (ほ) れて通えば—、会わず戻ればまた千里」
せんりがん【千里眼】
遠方の出来事や将来のこと、また、隠れているものなどを見通す能力。また、その能力をもつ人。
せんりきょう【千里鏡】
望遠鏡のこと。
せんりどうふう【千里同風】
《遠く隔たった地方にも、同じ風が吹く意から》世の中がよく治まっていること。
せんりひん【戦利品】
戦争で、敵から奪い取った物品。戦場または占領地で敵から押収して自国の所有とする動産。 [補説]近年、「苦労や努力をして手に入れた物品」などの意味で用いられることがある。
千里の道も一歩から
遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の道も一歩より起こる。