[名]
  1. 欠けたところがないこと。すべてであること。

  1. 本の巻数や冊数などを表す語に先立って用い、その数ですべて、あるいはひとそろいであることを表す。「全三巻」「全五冊」

[接頭]名詞に付いて、すべての、全部の、の意を表す。「全学生」「全世界」「全責任」
[名]ある時点より早い時。順序として早く現れるほう。まえ。さき。
[接頭]
  1. いまより一つまえの意を表す。「前議長」「前世紀」

  1. 現状になるまえの、の意を表す。「前近代的」

  1. 二つに分けたもののまえのほうの意を表す。「前半生」

[接尾]
  1. 名詞に付いて、それ以前である意を表す。「使用前」「第二次大戦前」

  1. 助数詞。

    1. ㋐机・脇息・懸盤 (かけばん) などを数えるのに用いる。

      「一―の閼伽 (あか) を備へて」〈今昔・一一・七〉

    2. ㋑神や社殿などを数えるのに用いる。

      「摂社末社すべて三十余―、巍々 (ぎぎ) としてつらなれり」〈滑・膝栗毛・八〉

よいこと。道義にかなっていること。また、そのような行為。「善を積み、功を重ねる」「一日一善」⇔

  1. (梵)dhayānaの音写「禅那」の略。定・静慮と訳す》仏語。精神を集中して無我の境地に入ること。

  1. 禅宗」の略。

物事が少しずつ進むこと。「漸を追って改善する」

[名]
  1. 料理をのせて人に供する台。脚付きのものや、折敷 (おしき) などがある。「膳につく」

  1. 調えられた料理。また、食事。「10人分の膳」

[接尾]助数詞。
  1. 食器に盛った飯を数えるのに用いる。「2膳の御飯」

  1. はし2本を一対として数えるのに用いる。「5膳のはし」

[接尾]名詞に付いて、そのもののようなようすであるということを表す。「紳士然とした人」