1. 物事の進む速さ。スピード。「一定の—で歩く」「制限—」

  1. 単位時間に進んだ距離方向を合わせたベクトル量運動する物体の単位時間当たりの位置の変化を表す。単位にはメートル毎秒のほか、ノットが用いられる。

[用法]速度・[用法]速力・[用法]速さ——「速度(速力・速さ)を一定に保つ」など、進む程度を表す語としては相通じて用いられる。◇「速度」は自動車など物体が単位時間内に移動する距離大小についていうほかに、機械などが単位時間内にする仕事の量の大小についても用いる。「高速道路を一〇〇キロの速度で走る」「この機械は一分間に百部の速度で製本する」◇「速力」は一般に、移動する距離大小について表す。「この列車は現在時速二二〇キロの速力で走っております」◇「速さ」は最も普通に使われ、移動距離についても仕事の量についても用いる。「飛ぶような速さで通り過ぎた」
[名](スル)
  1. はかること。特に、度数などをはかること。

    1. 「この星の軌道及び動転遅速を精 (くわ) しく—して」〈中村訳・西国立志編

  1. 数学で、長さ面積体積概念拡張として、一般集合部分集合に対して定義される量。

出典:青空文庫

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2023年11月