1 いいかげんに物事をするさま。投げやり。粗略。「仕事を―にする」
2 言動が乱暴で礼を失しているさま。不作法。「―な口のきき方」「―に積荷を扱う」
出典:青空文庫
・・・、謹さん、私はこんなぞんざいだし、もう十七の年に、何にも知らないで児・・・ 泉鏡花「女客」
・・・う夫もきめないで身をぞんざいにしていろいろの浮名をたてられる。親達は・・・ 著:井原西鶴 訳:宮本百合子「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」
・・・いながらどんな鍵でもぞんざいにしておくはずはない」「実は大事にしまっ・・・ 岩野泡鳴「耽溺」