[名]
  1. 事柄主要部分。「事の—を知る」

  1. 事柄のあらまし。だいたいのようす。また、全体のうちの大部分。おおよそ。おおかた。「—の人が賛成している」

[形動]
  1. (多くあとに打消しの語を伴って用いる)普通であるさま。「苦労は—ではない」

    1. 「琴や三味線は—で善いから、十分学問をさせる」〈鉄腸雪中梅

  1. 大部分に及ぶさま。

    1. 「—な者は見たばかりで烟 (けむ) に巻かれるそうだ」〈魯庵社会百面相

  1. ちょうどよい程度であるさま。ほどほど。「勉強も—にしなさい」

[副]
  1. ほとんどすべてに及ぶさま。たいがい。「温泉なら—行った」「休日は—家で過ごす」

  1. かなり確かだと推測するさま。ほぼ間違いなく。十中八九。「八時過ぎなら—会えるだろう」

  1. (あとに打消しの語を伴って用いる)ひととおりに。ありきたりに。

    1. 「あの妹御のお才様は、—気立てのよいお人ぢゃないけれど」〈伎・幼稚子敵討〉

  1. ひととおりでなく。相当に。

    1. 「是でも—銭をかけて習ったのだあ」〈滑・浮世風呂・前〉

すぐれた帝王。「ピョートル—」

天子の弟。特に、皇位継承すべき天皇の弟。

主要な三大臣。三人の政治上の最高責任者。転じて、高官

[名](スル)
  1. 法廷から外へ出ること。「証人が—する」⇔入廷

  1. 朝廷から退出すること。退朝

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。