佐賀県中央部の市。明治以降は炭鉱町として発展。ビワ・ミカンを産する。遺跡や多久聖廟 (せいびょう) がある。人口2.1万(2010)。

  1. 住居。住まい。「先生のお—」

  1. 自分住居。我が家。「明日—へおいでください」

  1. 妻が、他人に対して自分の夫をいう語。「—がそのように申しました」→御宅 (おたく) 

めぐみ。恩恵恩沢

「海内久しく穏かにして人民泰平の—を楽みたりしかども」〈田口日本開化小史

物を置く台。机。テーブル。「—を囲む」「マージャン—」

拍子木。また、拍子木を打つこと。

庫裏 (くり) で夕食を知らせる—が鳴っている」〈倉田出家とその弟子

コウゾ古名

「常に—の皮を取りて木綿 (ゆふ) を造る」〈豊後国風土記

えらぶって言うこと。→御託 (ごたく) 

「天文を知らねえからだとか、—を言はれるに違えねえが」〈滑・七偏人・五〉

  1. 銅または青銅製の大型の鈴。扁平な鐘の中に舌 (ぜつ) があり、上部の柄 (え) を持って振り鳴らす。古代中国で教令を伝えるときに用い、文事には木鐸武事には金鐸を用いたという。鐸鈴。ぬて。ぬりて。

  1. 大形風鈴 (ふうりん) 。

[動カ五(四)]《「焚く」と同語源》
  1. 米などの穀物を煮て食べられるようにする。「かゆを—・く」「赤飯を—・く」

  1. (西日本で)煮る。「野菜を—・く」

[可能]たける
[動カ下二]た(長)ける」の文語形。

[動カ五(四)]

  1. 燃料を燃やす。また、火にくべて燃やす。「石炭を—・く」「落ち葉を—・く」

  1. 火を燃やして湯をわかす。「風呂を—・く」

  1. (「炷く」「薫く」とも書く)火をつけて香をくゆらす。「線香を—・く」

  1. 写真撮影でストロボを発光させる。「フラッシュを—・く」

[可能]たける

[動カ四]

  1. 髪をかき上げて束ねる。

    1. 「人皆は今は長しと—・けと言へど」〈・一二四〉

  1. 舟をあやつる。

    1. 「大舟を荒海 (あるみ) に漕ぎ出で八 (や) 舟—・け我が見し児らがまみは著 (しる) しも」〈・一二六六〉

  1. 《「だく」とも》手綱をあやつる。

    1. 「石瀬野 (いはせの) に馬—・き行きてをちこちに鳥踏み立て」〈・四一五四〉

出典:青空文庫

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