狸の睾丸八畳敷き
狸の陰嚢 (いんのう) の非常に大きいことをいう言葉。大きく広がった物のたとえ。
たぬきあやめ【狸菖蒲】
タヌキアヤメ科の多年草。九州南部、沖縄の水湿地に自生し、高さ0.5〜1メートル。葉はアヤメに似て線形で基部は茎を包む。8〜10月ごろ、褐色の毛を密生した穂に黄色い花をつける。
たぬきうどん【狸饂飩】
刻みねぎと揚げ玉をのせたかけうどん。→たぬきそば[補説]
たぬきおやじ【狸親父】
年老いてずるがしこい男をののしっていう語。たぬきじじい。
たぬきがお【狸顔】
人をばかにしたような、そらとぼけた顔。
たぬきじじい【狸爺】
「狸親父 (おやじ) 」に同じ。
たぬきじる【狸汁】
1 狸の肉を野菜とともに味噌で煮た汁。《季 冬》「—座中の一人ふと消えぬ/紅緑」 2 蒟蒻 (こんにゃく) を肉の代用にし、牛蒡 (ごぼう) ・大根などをいためて入れた味噌または醤油仕立ての汁。
たぬきそば【狸蕎麦】
刻みねぎと揚げ玉をのせたかけそば。 [補説]地域によっては、油揚げをのせたものや、あんかけにしたものなどを指していう。
たぬきねいり【狸寝入り】
[名](スル)眠っているふりをすること。空寝 (そらね) 。「—して聞き耳を立てる」
たぬきのはらつづみ【狸の腹鼓】
月夜に狸が腹をたたいて楽しむという言い伝え。 [補説]狂言の曲名別項。→狸腹鼓