ほかの人に聞かれること。他人の耳に入ること。「—をはばかる話」

  1. 多くの物事を聞き知っていること。物知り。「博学—」

  1. 多くの人に漏れ聞こえること。

    1. 「事—に及ばば」〈太平記・一〉

神経ガスの一種。アーモンドのようなにおいのする液体猛毒で、吸入すると呼吸筋の麻痺 (まひ) により窒息死する。

[名・形動]
  1. 数量金額の多いこと。また、そのさま。たくさん。多く。「—な(の)寄付にあずかる」「ビタミンを—に含んだ果物」

  1. (多く「多分に」の形で)かなりの程度であるさま。相当。「考えすぎる傾向が—にある」

  1. あるものの多くの部分のこと。大部分。また、多数。→御多分 (ごたぶん) 

    1. 「心苦しいからと云うは少分で、その—は」〈二葉亭浮雲

[副]ある事柄についての推量を表す。たいてい。おそらく。「—雨だろう」「—大丈夫だと思う」

[アクセント]はタブンブン。

[用法]多分・[用法]おそらく——「多分(おそらく)今日は帰りが遅くなります」「Aチームが多分(おそらく)優勝するだろう」など、推量の意では相通じて用いられる。◇両語は過去推量にも用いる。「あれは多分おととしの暮れだったと思う」「彼はおそらくその事実を知っていたであろう」◇「多分」の方がややぞんざいで、「おそらく」の方があらたまった丁寧な言い方になる。「多分彼は来ないだろう」「おそらく彼は来ないでしょう」◇類似の語に「きっと」がある。口頭語で、「Aチームがきっと優勝するだろう」のように、「多分」や「おそらく」と同様に用いるが、「きっと」の方が実現の確かさが強い。

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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