1. 両親のうちの男親のほう。ちちおや。実父継父養父ともにいう。「一児の—となる」「—の遺志を継ぐ」⇔

  1. 新しい世界を開いて偉大業績を残した先駆者。「近代言語学の—」「インド独立の—」

  1. キリスト教における神。三位一体 (さんみいったい) の第一の位格。「—と子と聖霊

  1. 哺乳 (ほにゅう) 類が、分娩 (ぶんべん) 後に、子を育てるために乳腺 (にゅうせん) から出す乳白色の液体。乳汁。「母親の—」「牛の—」

  1. 乳房 (ちぶさ) 。「—が張る」

  1. 植物の茎や葉から出る白色液汁

  1. 朱子学で、知識をきわめて物事道理に通じること。

  1. 陽明学で、良知を最大限に発動すること。→格物致知 (かくぶつちち) 

[名](スル) おくれること。とどこおること。
    1. 今更—する事かはと辞 (ことば) 鋭く議せらるれども」〈条野有人・近世紀聞〉

[ト・タル][文][形動タリ]
  1. 物事進行がおそいさま。ゆっくりしているさま。「—としてはかどらない」

    1. 「落葉と青苔を踏む—たる庭下駄の歩みにつれて」〈荷風・見果てぬ夢〉

  1. 日が長くのどかであるさま。「春日—たり」

ウオツカにパイナップルジュース、ココナツシロップ、生クリームなどを混ぜたカクテル。

出典:青空文庫

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2023年11月