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《「ぢみ」とも》ある土地の、生産力から見た質のよしあし。「—の肥えた土地」
《「魑」は化け物、「魅」は物の怪の類》山林の精気から生じるといわれる化け物。すだま。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ちみもうりょう【魑魅魍魎】
《「魍魎」は山川・木石の精霊》いろいろな化け物。さまざまな妖怪変化 (へんげ) 。「—が跋扈 (ばっこ) する」
出典:青空文庫
・・・る花を束髪にさして、地味な色の半襟の上に、白い二重顋を休めていま・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・すかな頬紅、それから地味な青磁色の半襟。―― 陳は麦酒を飲み干す・・・ 芥川竜之介「影」
・・・清水につくと、魑魅が枝を下り、茂りの中から顕われたように見えたが・・・ 泉鏡花「神鷺之巻」
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魑魅
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