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ちゃ とは？ 意味・読み方・使い方

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ちゃ【茶】
の解説

［名］

  1. １ ツバキ科の常緑低木。暖地に自生。葉は長楕円形で厚くつやがある。秋、白い5弁花を開く。原産地は中国の四川・雲南・貴州など霧の多い山岳地方。若葉を緑茶などとするため広く栽培され、延暦24年（805）に最澄が中国から種子を持ち帰り栽培したのが始まりという。日本では5月ごろから8、9月ごろまで3、4回摘む。ちゃのき。めざましぐさ。《季 花＝冬》「—の花に今夕空の青さかな／万太郎」

  1. ２ 1の若葉・若芽を摘み、飲料用に製したもの。葉茶。また、その飲料。製法により玉露・煎茶・番茶など種類が多い。一般に日本茶（緑茶）をさすが、発酵させた紅茶・中国茶もある。「—をいれる」

  1. ３ 抹茶をたてること。点茶。また、その作法。茶の湯。茶道。「お—を習う」「—をたしなむ」

  1. ４ 「茶色」の略。「—のセーター」

［名・形動］ちゃかすこと。からかうこと。また、その言葉や、そのさま。「—を言う」

    1. 「そんな地口のやうな—な事ではなく」〈黄・忠臣蔵前世幕無〉

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ちゃ
の解説

［連語］《連語「ては」の音変化》「ては」のくだけた言い方。ちゃあ。「食べ—いけません」「遅れ—たいへんだ」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ちゃ の慣用句・熟語(3)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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ちゃ の例文(41)

出典：青空文庫

  • ･･･それさえちゃんとわかっていれば、我々商人は忽ちの内に、大金儲けが･･･ 芥川竜之介「アグニの神」

  • ･･･波がうっていました。ちゃぷりちゃぷりと小さな波が波打際でくだける･･･ 有島武郎「溺れかけた兄妹」

  • ･･･鈍い心配気な人声と、ちゃらちゃらという食器の触れ合う音とが聞える･･･ 著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人」

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