《「ちゃくちゃく(嫡々)」の音変化か》
1 血筋にまじりけがなく純粋なこと。生粋 (きっすい) 。「―の江戸っ子」
2 仲間の中で、すぐれて注目されていること。また、その人。「売り出し中の若手の―」
出典:青空文庫
・・・やどうして、学校出のちゃきちゃきですから気の利いたもんや。だけれど健ちゃ・・・ 徳田秋声「挿話」
・・・やはり何も答えずに、ちゃきちゃきと鋏を鳴らし始めた。 鏡に映る影を一つ残・・・ 夏目漱石「夢十夜」
・・・江戸子のちゃきちゃきだ。親父は幕府の造船所に勤めていたものだ。それあの何・・・ 森鴎外「里芋の芽と不動の目」