1 はるかに遠いさま。
2 他より高いさま。また、すぐれているさま。「—としてそびえ立つ峰」
ちょうちょううお【蝶蝶魚】
1 チョウチョウウオ科の海水魚。全長約20センチ。体形は円形に近く、側扁が著しい。体色は黄褐色で、うろこの列に沿って褐色の縦縞があり、目を横切る黒と白色の横帯がある。本州中部以南の暖海に分布。 2 スズキ目チョウチョウウオ科の海水魚の総称。色鮮やかな斑紋をもつものが多い。大多数は熱帯の珊瑚礁 (さんごしょう) にすみ、観賞用に飼育される。トゲチョウチョウウオ・ゲンロクダイ・ハタタテダイなど。
ちょうちょうぐも【蝶蝶雲】
層雲が乱れて蝶形になった片雲。雨の前兆という。
ちょうちょうなんなん【喋喋喃喃】
[ト・タル][文][形動タリ]《「喃喃」は小声でささやくさま》小声で親しげに話し合うさま。また、男女がむつまじく語り合うさま。「事の必要なる理由を論じて—数千言」〈福沢・福翁自伝〉
出典:青空文庫
・・・長兄は、二十五歳で町長さんになり、少し政治の実際を練習して、それ・・・ 太宰治「兄たち」
・・・こんどは町長さんを連れて来ていましたよ。ちょっと、手数のかかる用・・・ 太宰治「帰去来」
・・・蝶蝶 老人ではなかった。二十五歳を越しただけであった。けれどもや・・・ 太宰治「逆行」