ちょぼいち【樗蒲一】
1 中国渡来の賭博 (とばく) の一。1個のさいころで出る目を予測し、予測が当たれば賭け金の4倍または5倍を得る仕組みになっているもの。転じて、博奕 (ばくち) のこと。 2 いんちき。でたらめ。 3 ばかをみること。「向 (むこう) でうまく言い抜けられる様な手段で、おれの顔を汚すのを抛 (ほう) って置く、—はない」〈漱石・坊っちゃん〉
ちょぼがたり【点語り】
歌舞伎で、チョボを語ること。また、その太夫。
ちょぼちょぼ
[名]踊り字を表す「」や記号としての「‥」など。 [形動]前者と同じであるさま。両者に優劣をつけがたいさま。「両者の力量は—だ」 [副] 1 量や程度が少ないさま。ちょびちょび。「小遣いを—(と)小出しにする」 2 物が所々に少しずつあるさま。ちょびちょび。「庭に—(と)草が生える」 [アクセント]はチョボチョボ、は、チョボチョボ。