[動ラ五(四)]

  1. 花や葉が、茎や枝から離れて落ちる。「花が—・る」

    1. ㋐まとまっていたものがばらばらになって広がる。断片となって方々へ飛ぶ。「ガラスが粉々に—・る」「波が—・る」「火花が—・る」

    2. ㋑集まっていたものが別れ別れになる。散らばる。「全国に—・ってしまった同窓生」

  1. ちりぢりに消えてなくなる。「雲が—・る」「霧が—・る」

  1. はれやしこりなどがなくなる。「肩のこりが—・る」「毒が—・る」

  1. にじんで広がる。しみて広い範囲にわたる。「墨が—・る」

  1. 気持ちがあちこちに移って落ち着かなくなる。心が一つのことに集中できなくなる。「気が—・る」

  1. 世間に知れわたる。広まる。「うわさが—・る」

  1. 人がいさぎよく死ぬ。多く戦死することをいう。「南の海に—・る」「花と—・る」

[名](スル)
  1. 冷やすこと。「—鋳物

  1. 《「チルアウト」から》落ち着くこと。休憩すること。「—タイム」

出典:青空文庫

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