てんじょうてんげ【天上天下】
天上の世界と地上の世界。天地の間。宇宙の間。
てんじょうてんげゆいがどくそん【天上天下唯我独尊】
我は世界のうちで最もすぐれた者であるの意。釈迦が誕生するとすぐに、四方に七歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して唱えたといわれる詩句。誕生偈 (げ) 。
てんじょうなげし【天井長押】
天井の回り縁のすぐ下に取り付けた長押。
てんじょうぬけ【天井抜け】
制限や限度のないこと。また、だれにも気がねしないこと。思う存分。「こちらはここに—、寝て花やろと蒲団敷く」〈浄・千本桜〉
てんじょうね【天井値】
相場がいちばん高いときの値段。⇔底値 (そこね) 。
てんじょうのえんすい【殿上の淵酔】
⇒淵酔
てんじょうのせんせき【殿上の仙籍】
殿上人として、宮中に出入りする資格。仙籍。
てんじょうのないかんごく【天井のない監獄】
イスラエルによって封鎖されたパレスチナ自治区ガザの状況を表す言葉。イスラム原理主義組織ハマスが支配するガザ地区は、隣接するエジプト・イスラエルとの境界を、数か所の検問所を残してコンクリート壁などで遮断されていた。そのような状況で物資不足と貧困にあえぐ住民の生活状況を表現したもの。2007年にハマスがガザを武力制圧し、2008年にイスラエルがガザの境界を完全に封鎖。イスラエル軍の空爆によりガザで多くの民間人が犠牲となった。国連やエジプトの仲裁で一時停戦となったが、電気や水道など生活基盤が破壊され、住民は国連施設などで避難生活を強いられた。
てんじょうののりゆみ【殿上の賭弓】
正月18日の恒例の賭弓とは別に、臨時に殿上の侍臣に弓を射させて、天皇が御覧になった行事。
てんじょうのふだ【殿上の簡】
⇒日給 (にっきゅう) の簡 (ふだ)