京都市右京区双ヶ岡 (ならびがおか) の南西太秦 (うずまさ) の北の地名。左大臣源常 (ときわ) の山荘があったという。[歌枕

「秋来れど色も変はらぬ—山よその紅葉を風ぞかしける」〈古今・賀〉

[名・形動ナリ]《「とこいわ」の音変化》
  1. 常に変わらない岩。

    1. 皆人の命も我もみ吉野の滝の—の常ならぬかも」〈・九二二〉

  1. 永久に変わらないこと。また、そのさま。

    1. 「大君は—にまさむ橘の殿の橘ひた照りにして」〈・四〇六四〉

  1. 常緑樹の葉がいつもその色を変えないこと。また、そのさま。常緑

    1. 「—なる松の緑も春来れば今ひとしほの色増さりけり」〈古今・春上〉

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2023年11月