としきばんせいびこうだん【都市基盤整備公団】
市街地の再開発、分譲・賃貸住宅の建設・供給、都市公園の整備、公団鉄道の建設・管理などを行うため、平成11年(1999)に、住宅・都市整備公団を改組して設立された国土交通省所管の特殊法人。平成16年(2004)地域振興整備公団の地方都市開発整備部門ほかと統合し、独立行政法人都市再生機構となった。
としぎんこう【都市銀行】
主として大都市に営業基盤を置き、多数の支店をもつ全国的な規模の普通銀行。市中銀行。都銀。→地方銀行
としけいかく【都市計画】
都市内の土地利用・交通・緑地・防災・公共施設の整備などについての計画。能率的で、住民の健康で文化的な生活を確保することを目的とする。
としけいかくくいき【都市計画区域】
市町村の中心的な市街地とその周辺地域を一体の都市として総合的に整備・開発・保全するために、原則として都道府県が指定する区域。都市計画により土地利用の規制・都市施設の整備・市街地開発事業などが行われる。
としけいかくほう【都市計画法】
都市計画の内容およびその決定手続き、開発許可制・建築制限などの都市計画制限、都市計画事業の認可・施行などについて定めた法律。昭和44年(1969)施行。
としこうざん【都市鉱山】
家電製品などに使われているレアメタル(希少金属)など有用な物質を再生可能な資源と見なし、それが廃棄されて集まる場所を都市の中の鉱山に見立てたもの。天然資源に乏しい日本にとっては重要なリサイクル資源として見直されている。アーバンマイン。 [補説]東北大学南条道夫元教授が命名。
としこっか【都市国家】
都市が政治的に独立し、自由市民を中心に一つの国家を形成したもの。アテネ・スパルタなど、古代ギリシャのポリスはその代表的なもの。また、ヨーロッパ中世末から近世にかけての自由都市をいう。
としさいせいきこう【都市再生機構】
平成16年(2004)都市基盤整備公団、地域振興整備公団の地方都市開発整備部門ほかが統合して設立された独立行政法人。独立行政法人都市再生機構法に基づく。都市基盤整備公団から継承した賃貸住宅等の管理や住環境、市街地の整備・改善、被災地復興事業、都市防災機能強化などを主な業務とする。UR都市機構。UR(Urban Renaissance Agency)。
としさいせいとくべつちく【都市再生特別地区】
都市再生特別措置法により規定される、都市計画法上の地域地区の一つ。都市の再生を推進するために、用途地域内において建物の用途・容積・高さ・配列等が特別に規定される。
とししゃかいがく【都市社会学】
都市の社会・生活構造、社会意識、都市問題などを研究対象とする社会学の一分野。アメリカの社会学者パークが創始。