《「戸主 (とぬし) 」の意で、「刀自」は当て字》

  1. 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる。

  1. 一家の主婦

    1. 「からたちの茨 (うばら) 刈り除 (そ) け倉建てむ屎 (くそ) 遠くまれ櫛 (くし) 造る—」〈・三八三二〉

  1. 宮中の御厨子所 (みずしどころ) ・台盤所 (だいばんどころ) ・内侍所 (ないしどころ) などで雑役を勤めた女官。

    1. 「台盤所の—といふ者の」〈・一三八〉

  1. 貴族の家に仕えて家事を扱う女性。

    1. 「宮々の—」〈栄花・わかばえ〉

むだなこと。むだごと。

ある所へ向かう途中。道すがら。「帰省の—友人を訪ねる」

とじること。とじたもの。とじ方。「—が甘い」「和—」

[名・形動]無益であること。また、そのさま。むだ。「—に終わる」

出典:青空文庫

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