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連語《格助詞「」+係助詞「」。古くは「とそ」とも》
  1. 文中に用いて、「と」の受ける叙述強調する意を表す。

    1. 「人もとぶらひつきぬれば、又はとふべき人もなし—、心のうちにおぼゆる」〈かげろふ・中〉

  1. 文末に用いて、一般にいわれている、または伝聞したことである意を表す。…ということだ。

    1. 「女院の御所など借り申す、故実なり—」〈徒然・一五六〉

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