埼玉県南東部の市。荒川北岸にあり、江戸時代には中山 (なかせん) 道の渡船場があった。戸田漕艇場がある。人口12.3万(2010)。
姓氏の一。
とだきょくざん【戸田旭山】
[1696〜1769]江戸中期の医師。備前の人。名は斎。通称、斎宮 (いつき) 。本草学にすぐれ、大坂で開業。著「救生堂圃史」「医学名数」など。
とだじょうせい【戸田城聖】
[1900〜1958]宗教家。石川の生まれ。本名は甚一。牧口常三郎とともに創価教育学会を設立。第二次大戦後、同会を創価学会として再建し、第2代会長となる。折伏 (しゃくぶく) による布教を推進し、また公明党結成の基礎をつくった。
とだていぞう【戸田貞三】
[1887〜1955]社会学者。兵庫の生まれ。東大教授。実証的な調査研究法を重視した社会学の確立に貢献。第1回の国勢調査の資料を基礎に日本の家族構成を分析。著「家族構成」など。