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辞書
《「どっこ」とも》
1 密教で用いる法具、金剛杵 (こんごうしょ) の一種。鉄製または銅製で、両端がとがった短い棒状のもの。独鈷杵 (とっこしょ) 。とこ。
2 縦に1に模した形を連ねて、縞状に織り出した織物。また、その模様。主に帯地で用いる。
人をあざむいて物を取る者。かたり。
「我々がものした物の分口 (わけくち) 取らうとは、…大胆な—め」〈浮・鬼一法眼虎の巻〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
とっこに取る
相手のささいな言動にいいがかりをつける。言質 (げんち) にとる。「葉子の曽つての言葉を—・るには」〈秋声・仮装人物〉
とっこいし【独鈷石】
東日本の縄文晩期の磨製石器。両端がとがり、中央に2か所、節があり、仏具の独鈷 (とっこ) に似ているところからの名称。呪術・祭儀などに用いたとみられる。
とっこかまくび【独鈷鎌首】
論争好きの歌人。六百番歌合の時、顕昭 (けんしょう) が独鈷を手に持ち、寂蓮 (じゃくれん) が鎌首のように首をもたげて論争したのを、女房たちが「例の独鈷鎌首」とはやしたところからいう。
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出典:青空文庫
・・・中に板囲いをした、「独鈷の湯」と言う共同風呂がある、その温泉の石・・・ 芥川竜之介「温泉だより」
・・・する――根附の処を、独鈷のように振りながら、煙管を手弄りつつ、ぶ・・・ 泉鏡花「燈明之巻」
・・・、これは字も似たり、独鈷うどと称えて形も似ている、仙家の美膳、秋・・・ 泉鏡花「半島一奇抄」
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