1. 歌舞伎狂言浄瑠璃などの題名元禄(1688〜1704)ごろから縁起上、字数奇数に定め、特殊な読み方をするようになった。上方では外題 (げだい) ・芸題という。

  1. 名題看板」の略。

  1. 名題役者」の略。

[名・形動]

  1. 名前を知られていること。評判の高いこと。また、そのさま。「—の色事師」

    1. 「竜閑橋 (りゅうかんばし) や、—な橋だがね」〈漱石草枕

  1. 名目として掲げる名前名義。名目 (めいもく) 。

    1. 「加賀一疋、旦那の—で買ひがかる」〈浄・曽根崎

  1. 江戸時代、歌舞伎操り芝居などの興行で、奉行所から許可を得た興行権の名義人。江戸では座元一致したので使われず、上方で用いられた。

出典:青空文庫

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2023年12月