南柯の夢
はかない夢。また、栄華のむなしいことのたとえ。槐夢 (かいむ) 。槐安の夢。 [補説]昔、中国で、淳于棼 (じゅんうふん) という人が、酔って古い槐 (えんじゅ) の木の下で眠り、夢で大槐安国に行き、王から南柯郡主に任ぜられて20年の間、栄華をきわめたが、夢から覚めてみれば蟻 (あり) の国での出来事にすぎなかったという、唐代の小説「南柯記」の故事から。
なんかさいばい【軟化栽培】
茎・葉に土を盛ったり日光を遮る覆いをかぶせたりして野菜を軟化させる栽培法。ウド・アスパラガス・ミツバ・ネギなどに適用。軟化法。
なんかしんきょう【南華真経】
中国の書「荘子」の異称。
なんかしんじん【南華真人】
中国の思想家、荘周の異称。唐の玄宗が追贈した称号。
なんかてん【軟化点】
非晶質で明確な融点をもたない固形物質が、軟化して変形を起こしはじめる温度。軟化温度。
なんかびょう【軟化病】
蚕の体が軟弱になって死ぬ病気。起縮 (おきちぢみ) 病・卒倒 (たれこ) 病など。細菌・ウイルスによって起こる。
なんかおんど【軟化温度】
⇒軟化点