にんちかがく【認知科学】
人間やその他の生物の認識機構を対象とする科学。神経科学・人工知能・哲学・心理学・言語学など、多方面にかかわる総合的、学際的な科学。
にんちこうどうりょうほう【認知行動療法】
情緒障害や気分障害などに対する治療技法の一。物事を解釈したり理解する仕方を修正する認知療法と、学習理論に基づいて行動を修正する行動療法を統合した療法。他の心理療法よりも比較的短期間で治療効果が認められるとされ、パニック障害、強迫性障害、摂食障害、不安障害などに効果があるとされる。
にんちしょう【認知症】
《dementia》成人後に、脳に損傷を受けることによって認知機能が低下する状態。脳血管障害、脳外傷、変性疾患、アルコール中毒などが原因で起こる。原因疾患からアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などに分類される。→若年性認知症 →老人性認知症 [補説]「痴呆症」「痴呆」の言い換え語。「痴呆」には蔑視の意があるとして厚生労働省が平成16年(2004)12月に報告書を提出し、変更された。
出典:青空文庫
・・・後、千枝子夫婦は夫の任地の佐世保へ行ってしまったが、向うへ着くか・・・ 芥川竜之介「妙な話」
・・・無事、任地に着きました。 大いなる文学のために、 死んで下さい。・・・ 太宰治「散華」
・・・神戸、和歌山、長崎と任地を転々と渡り歩いているのについて歩い・・・ 太宰治「誰も知らぬ」