フランネル」の略。 夏》

[動ナ下一][文]ぬ[ナ下二]
  1. 眠りにつく。寝床に入る。睡眠をとる。眠る。「ぐっすりた」「ねる間も惜しんで働く」

  1. 病気で床につく。寝込む。「風邪で二、三日ていた」

  1. からだを横たえる。また、そのような状態で休む。「ながら本を読む」「大の字にねる

  1. 本来立っているもの、縦のものが横になる。「髪の毛がねる」「活字がている」

  1. 共寝をする。同衾 (どうきん) する。

  1. 商品が売れずに残っている。また、資金が動かない状態にある。「暖冬で冬物がている」

  1. 味噌や酒などが仕込まれた状態である。また、麹 (こうじ) が熟成する。

    1. 「醤油 (しょうゆ) させてしばし月見る/猿雖」〈猿蓑

    2. 眠る[用法]

[動ラ五(四)]
  1. 熱を加えて、むらのないようにこね固める。また、こねまぜて、粘りけが出るようにする。「あんを―・る」「のりを―・る」「粘土を―・る」

  1. (練る)生絹 (きぎぬ) を灰汁 (あく) などで煮てしなやかにする。「―・った絹」

  1. 皮類をなめす。なめし革にする。「皮を―・る」

  1. (「錬る」とも書く)金属に焼きを入れて硬質なものに鍛える。「鉄を―・る」「刀を―・る」

  1. さらによいものにするために内容を検討したり、手を加えたりする。「計画を―・る」「文章を―・る」

  1. 学問や技芸などを鍛えみがく。修養・経験などを積む。練磨する。「技を―・る」「腕を―・る」

  1. (「邌る」とも書く)

    1. ㋐そろそろと行く。また、行列を整えてゆっくり進む。「楽隊が町を―・っていく」

    2. ㋑行きつ戻りつしながら進む。「みこしが―・る」

  1. 木の枝などをたわめて作る。

    1. 「かの丘に萩刈るをのこ縄をなみ―・るやねり麻 (そ) の砕けてぞ思ふ」〈拾遺・恋三〉

  1. 海水を煮て塩をつくる。精製する。

    1. 「潮 (うしほ) ―・るかまどの煙気 (け) をぬるみ雪もたまらぬ海人 (あま) のあばら屋」〈夫木・三五〉

[可能]ねれる
[動ラ下二]ね(練)れる」の文語形。

出典:青空文庫