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辞書
のろうこと。呪詛 (じゅそ) 。「—をかける」「—をとく」
1 進み方がゆっくりしている。遅い。「足が—・い」「車が—・い」
2 動作や頭の働きなどが悪い。にぶい。「反応が—・い」
3 女性に対してあまい。色事に溺れやすい。
「矢っ張り男と云うものは—・いものと」〈木下尚江・良人の自白〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
のろいごと【呪ひ言】
のろいをこめた言葉。「人の—は負ふものにやあらむ」〈伊勢・九六〉
出典:青空文庫
・・・な水で、青銅のような鈍い光のある、幅の広い川面は、遠い新大橋にさ・・・ 芥川竜之介「大川の水」
・・・ここへ紛れこんだか、鈍い羽音を立てながら、ぼんやり頬杖をついた陳・・・ 芥川竜之介「影」
・・・浮んだダンテの地獄を詛いながら、じっと運転手の背中を眺めていた。・・・ 芥川竜之介「歯車」
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鈍い
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