はたた・く

の解説

［動カ五（四）］

1. １ 旗などが風に吹かれてはたはたと鳴る。はためく。

   1. 「頭上に—・く旗のそよぎを耳にして」〈蘆花・思出の記〉

1. ２ 雷が鳴りとどろく。はためく。

   1. 「水無月の照り、—・くにも障らず来たり」〈竹取〉

は‐たた・く【羽^▽撃く】

の解説

［動カ五（四）］鳥が翼を広げて打ち合わす。はばたく。

• 「鳥は憩うが如く見えしが、俄に—・く勢に」〈鴎外訳・即興詩人〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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