旗を揚げる
1 兵を挙げる。軍を起こす。「討伐の—・げる」 2 新しく事を起こす。新たに事業を始める。「新党の—・げる」
旗を振る
運動などを推し進めようとして、率先して人々に働きかける。「市民運動の—・る」
旗を巻く
旗を下ろして巻き収める。降参する。また、事を中止したり、手を引いたりする。
将や
「はた3」を強めていう語。「み吉野の山のあらしの寒けくに—今夜も我 (あ) がひとり寝む」〈万・七四〉
将やはた
「はたや」を強めていう語。「痩す痩すも生けらばあらむを—鰻を捕ると川に流るな」〈万・三八五四〉
はたさはちろう【秦佐八郎】
[1873〜1938]細菌学者。島根の生まれ。慶大教授。本姓、山根。伝染病研究所に入り北里柴三郎に師事。エールリヒとともに明治43年(1910)梅毒の化学療法剤サルバルサンを発見。
はたのかわかつ【秦河勝】
古代の官人。山城の人。聖徳太子の舎人 (とねり) で、蜂岡寺(のちの広隆寺)を創建したと伝える。生没年未詳。