花実が咲く
事がうまく運んでよい結果が出る。栄誉・栄華を得る。「死んで—・くものか」
はなみこそで【花見小袖】
花見に女性が着るはでな小袖。花見の席で、木にわたした紐 (ひも) にかけ並べ、幕の代わりとした。
はなみざけ【花見酒】
花見をしながら飲む酒。《季 春》
はなみじらみ【花見虱】
花見の時分、暖かさに誘われて活発に動きはじめるシラミ。はなじらみ。「肌着の縫合 (ぬひめ) の—」〈風流志道軒伝〉
はなみづき【花見月】
陰暦3月の異称。
はなみどき【花見時】
花見をする時節。桜の花盛りの時節。また、その花の見ごろの時。
はなみどり【花見鳥】
ウグイスの別名。
はなみぶね【花見船】
岸や堤の桜を眺めるために川などに浮かべる船。《季 春》「一つ杭に繋 (つな) ぎあひけり—/零余子」