歯の根も食い合う
非常に親しい間柄のたとえ。「両方心底見届け、—・ふねんごろ」〈浄・生玉心中〉
歯亡び舌存す
《「説苑」敬慎から》剛強なものは滅びやすく、柔軟なものは残ることのたとえ。
歯を噛む
歯を噛みしめて残念がる。また、悔しさをこらえる。「—・む思いであきらめる」
歯を食い縛る
悔しさ・苦痛などを歯をかみ合わせて必死にこらえる。「—・って苦難に耐える」
歯を切する
歯を食いしばる。切歯する。「—・して無念がる」
は…で
(「は」「で」は同一語に付く)他との対比をふまえて、その事柄に固有の性質や状態などであることを表す。「夏は夏で暑いし、冬は冬で寒い」
は…として
(「は」「として」は同一語に付く)とりあげた事柄が捨てがたいと認めつつも、他に話を移す意を表す。「結果は結果として、いかに練習に取り組んだかが重要だ」