バイオドシメトリー【biodosimetry】
生体組織の状態を調査したり、生理学的な諸量を計測したりすることで、被曝線量を評価する研究手法。細胞中の染色体異常や血液中のリンパ球などの質的・量的な変化を見る方法が知られる。生物学的線量評価法。バイオロジカルドシメトリー。
バイオロジカルドシメトリー【biological dosimetry】
⇒バイオドシメトリー
バイオオーグメンテーション【bioaugmentation】
外部で培養した微生物などを汚染環境中に導入し、環境浄化を行うバイオレメディエーションの一つ。
バイオスティミュレーション【biostimulation】
汚染環境に栄養塩類や空気(酸素)などを注入し、環境中に元から生息する微生物を活性化して浄化を進めるバイオレメディエーションの一つ。
バイオレメディエーション【bioremediation】
微生物や菌類など生物を利用して有害物質を分解・除去する浄化手法の総称。汚染土壌の修復、廃水処理、石油精製における有害成分の分解などに利用される。バイオオーグメンテーション、バイオスティミュレーション、ファイトレメディエーションなどの手法が知られる。
バイオインスピレーション【bioinspiration】
生体のもつ優れた機能や形状に着想を得て、工学・医療分野に応用すること。バイオミメティクスとほぼ同義。
バイオフォトン【biophoton】
生物の基本的な生命活動に伴って発せられる極めて弱い光。細胞内の呼吸やエネルギー代謝に関わる自発的な発光であり、肉眼で感知可能な生物発光とは強度の面で区別される。生物フォトン。
バイオマーカー【biomarker】
1 病気の進行や薬剤の効果など、生体内の生物学的変化を定量的に把握するための指標となる物質。血液や尿に含まれるたんぱく質などが用いられる。 2 ⇒バイオシグニチャー
バイオミミクリー【biomimicry】
⇒バイオミメティクス
バイオルミネセンス【bioluminescence】
⇒生物発光