1 物音や人声がせず静かなさま。「―(と)静まりかえった境内」「―(と)した放課後の教室」
2 静かに、目立たぬようにするさま。「―(と)余生を送る」「―(と)咲く野の花」
出典:青空文庫
・・・そうしていたように、ひっそりかんと静まっている。どうやらこの家の棟ば・・・ 芥川竜之介「運」
・・・って来るが、どの船もひっそりと静まって、舵を執る人の有無さえもわから・・・ 芥川竜之介「大川の水」
・・・人の跫音がするとね、ひっそりと、飛んで隠れるんです……この土手の名物・・・ 泉鏡花「海の使者」
出典:gooニュース
ひっそり子育てするはずが…街路樹の巣に“受難” くじけなかったトビ、1カ月後見違える姿に
こんもり茂る葉陰でひっそりと子育てするはずが枝をせん定され、5月中旬には周囲から丸見えになってしまっていた。そんな“受難”にも負けず、親鳥は生まれたひなに毎日餌を運び続けた。 1カ月もすると雨や日差しを避けられるほどに新葉が広がり一安心。親と見間違うほどに成長した子どもたちは24日午前、1羽が巣立ち、もう1羽も間もなく後を追う。
ひっそりクロユリ咲く 標津
夏の花の名所、北海道東部の野付半島に近い標津(しべつ)町茶志骨(ちゃしこつ)の林の中で、クロユリがひっそりと咲いている。 ユリ科の多年草で、黒紫色の釣り鐘形の花がうつむくように、やや下を向いて開く。木立の新緑とのコントラストが鮮やかだ。 標津の6月上旬の平均最高気温は15度だが、今年は10度前後の寒い日が続き、夏の花の季節も遅れ気味。
ひっそり 森の幽霊 県中央植物園でギンリョウソウ開花
ぐずついた空模様となった7日は、ぬれて濃さを増した森の緑にひっそりと咲く姿が映えていた。 ギンリョウソウはツツジ科の植物で、光合成を行う葉緑体がなく、茎や葉が透明感を帯びて白くなる。養分は樹木から菌類を通じて吸収する。来園した女性は「不気味だけど、どこかユーモラスですね」とほほ笑んだ。見頃は今月中旬まで。【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
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