連歌・連句で、発句・脇・第三・挙句 (あげく) 以外の句。

[動カ五(四)]
    1. ㋐閉じふさがっていたものがあけ広げられる。あいた状態になる。「戸が―・く」「傷口が―・く」

    2. ㋑花が咲く。「梅の花が―・く」

    3. ㋒物事が始まる。業務が始まる。「店が―・く」

    4. ㋓二者の間に差ができる。隔たり・差が大きくなる。「値が―・く」「点数が―・く」

    5. ㋔わだかまりがなくなる。「心が―・く」

    6. ㋕力のためがなく、姿勢の向きがすぐ変わる。「からだが早く―・くので打球がファウルになりやすい」

    7. ㋖《投票箱を開くところから》開票が始まる。

    1. ㋐閉じふさがっていたものをあけ広げる。「窓を―・く」

    2. ㋑(「披く」「展く」とも書く)畳んであるもの、閉じてあるものなどを広げる。「本を―・く」

    3. ㋒物事を始める。業務を始める。また、金融機関に口座を設ける。「幕府を―・く」「店を―・く」「口座を―・く」

    4. ㋓(「拓く」とも書く)未開拓の場所・土地などに手を入れて利用できるようにする。開拓する。開墾する。「山林を―・く」

    5. ㋔あけて道をつくる。道をゆずる。「血路を―・く」「後進に道を―・く」

    6. ㋕よい方へ向くように努める。「自分で運を―・く」

    7. ㋖隔たり・差を大きくする。「差を―・く」「後続ランナーとの距離を次第に―・く」

    8. ㋗わだかまりなどを取り去る。包み隠してあるものをなくす。「胸襟を―・く」

    9. ㋘身をかわす。「右に体を―・いて投げを打つ」

    10. ㋙(「啓く」とも書く)知識を授ける。啓発する。「蒙 (もう) を―・く」

    11. ㋚会などを催す。「展示会を―・く」

    12. ㋛数学で、平方根・立方根を求める。また、括弧 (かっこ) 付きの式を括弧のない形に変える。

    13. ㋜原稿の、文章中の漢字をかなに書きなおす。「かなに―・く」→閉じる

  1. 忌み詞で、終わる、逃げる。

    1. 「急ぎいづ方へも御―・き候ふべし」〈古活字本保元・中〉

  1. 盛んにする。

    1. 「楽しみを春の花の前に―・き」〈古活字本平治・中〉

  1. 疑わしいことを解明する。

    1. 「不審を―・かんために」〈太平記・二五〉

    2. 明 (あ) ける[用法]

[可能]ひらける
[動カ下二]ひらける」の文語形。