」の音変化。「ひい、―、みい」

  1. 文書・袋・箱などを閉じふさぐこと。また、その閉じた部分。「―をする」「―を切る」

  1. 閉じふさいだ部分につけるしるし。「〆」「封」「緘」などの文字を記す。

  1. ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の―になじむ」「昔の―を守る」「武家の―」

  1. 人や物の姿・かっこう。なり。風体。「医者の―を装う」

  1. それらしいようす。ふり。「知らない―をする」「気どった―」

  1. 世間への体裁。聞こえ。

    1. 「隣近所へ―の悪い思いをする」〈近松秋江別れたる妻に送る手紙

  1. 性格の傾向。性向。「人を疎んじる―がある」

  1. 詩経」の六義 (りくぎ) の一。諸国の民衆の間で作られた詩歌。

  1. 名詞に付いて、そういう様式である、そういう外見である、その傾向がある、などの意を表す。「地中海―の料理」「アララギ―の短歌」「役人―の男」

マンサク科の落葉高木。葉は長い柄をもち、手のひら状に大きく三つに裂け、縁にぎざぎざがある。秋に紅葉する。春、新葉とともに雌花と雄花とが咲き、球形でとげのある実を結ぶ。中国の原産。樹脂は芳香があり、楓香脂 (ふうきょうし) といい薬用。近縁のモミジバフウは北アメリカなどの原産で、葉は5~7裂する。ともに公園樹や街路樹とする。

[補説]「かえで」は別種。
[感]相手の話に感心したり、あきれたりしたときに発する語。

〈夫〉⇒

〈富〉⇒

出典:青空文庫