ふとんとは？意味・読み方・使い方

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ふ‐とん【布団／^×蒲団】
の解説

《「ふ（蒲）」「とん（団）」は唐音。「布」は「蒲」に当てた字》

１布地を縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具。敷き布団・掛け布団など。「—を敷く」「—を上げる」「煎餅 (せんべい) —」《季冬》「—着て寝たる姿や東山／嵐雪」

２座禅などで座るときに用いる蒲 (がま) の葉で編んだ円形のもの。

[補説]書名別項。→蒲団

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枕(まくら)

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#季語（冬・生活）
#名詞

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［冬］の季語

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ふとん【蒲団／FUTON】
の解説

（蒲団）田山花袋の小説。明治40年（1907）発表。中年の作家竹中が、美貌の弟子芳子に寄せる恋と嫉妬 (しっと) の思いを赤裸々に描く。最初の私小説とされ、その後の自然主義文学に大きな影響を与えた。

（FUTON）中島京子の長編小説。平成15年（2003）刊行。

を題材とする、著者のデビュー作品。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

ふとんの前後の言葉

ふとんの例文(30)

出典：青空文庫

･･･それから蒲団の裾をまわって、母の顔がよく見える方へ坐った。　お律･･･芥川竜之介「お律と子等と」
･･･まず丁寧に頭を下げ、蒲団のない椅子を指さすであろう。それから憂鬱･･･芥川竜之介「河童」
･･･父は蒲団の左角にひきつけてある懐中道具の中から、重そうな金時計を･･･有島武郎「親子」

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