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ふれる とは？ 意味・読み方・使い方

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ふ・れる【▽狂れる】
の解説

［動ラ下一］［文］ふ・る［ラ下二］

  1. １ （多く「気がふれる」の形で）気がくるう。「気が—・れたようにしゃべり続ける」

  1. ２ 物事が常軌を逸する。普通でなくなる。

    1. 「三日三夜の酒宴は殊 (ことさら) —・れたる遊びかな」〈幸若・夜討曽我〉

ふ・れる【振れる】
の解説

［動ラ下一］

  1. １ 揺れ動く。「上体が左右に—・れる」

  1. ２ （「偏れる」とも書く）正しい方角からはずれる。一方にかたよる。「コンパスの針が少し東に—・れている」

  1. ３ 《振ることができる意から》野球で、バッティングの調子がよい。「一番打者はバットが—・れている」

ふ・れる【触れる】
の解説

［動ラ下一］［文］ふ・る［ラ下二］

  1. １

    1. ㋐ある物が他の物に、瞬間的に、または軽くくっつく。ちょっとさわる。「肩に—・れる」「機雷に—・れる」「外の空気に—・れる」

    2. ㋑脈が反応する。脈拍を指先に感じる。「脈が—・れなくなる」

    3. ㋒（「耳（目）にふれる」の形で）ちょっと耳にしたり見たりする。「人の目に—・れる」「耳に—・れるうわさの数々」

    4. ㋓あることを話題にする。言及する。「食料問題に—・れる」「核心に—・れる」

    5. ㋔ある時期や物事に出あう。「折に—・れて訪れる」「事に—・れてからかわれる」

    6. ㋕規則・法律などに反する。抵触する。「学則に—・れる」「法に—・れる」

    7. ㋖怒りなどの感情を身に受ける。「勘気に—・れる」「怒りに—・れる」

    8. ㋗感動・感銘を受ける。「心の琴線に—・れる」「心に—・れる話」

  1. ２

    1. ㋐物に軽くくっつくようにする。「髪の毛に手を—・れる」「花に手を—・れる」

    2. ㋑広く人々に知らせる。「隣近所に—・れて回る」

  1. ３ 食べ物にちょっと手を付ける。

    1. 「朝餉 (あさがれひ) のけしきばかり—・れさせ給ひて」〈源・桐壺〉

    2. →触 (さわ) る［用法］

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関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ふれる の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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2025/02/13 18:00

出典：gooニュース

ふれる の例文(31)

出典：青空文庫

  • ･･･イフやフォオクの皿に触れる音、部屋の隅から湧き上る調子外れのカルメ･･･ 芥川竜之介「影」

  • ･･･金属とが同時に皮膚に触れると、自制は全く失われてしまった。彼女は苦･･･ 有島武郎「クララの出家」

  • ･･･問題に触れるのは、お桂ちゃんの母親で、もう一昨年頃故人の数に入った･･･ 泉鏡花「怨霊借用」

ふれる の前後の言葉

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